令和3年度 事業計画書
令和3年度の助成事業は、以下のように実施する。
I.令和3年度助成事業の募集
1.募集期間、周知方法及び応募要領等について
- (1) 募集期間は、令和3年3月1日(月)~4月30日(金)必着
- (2) 周知方法は財団ホームペ―ジに掲示するほか、マスコミ等への広報並びに薬科大学・関係業界等へのポスター、パンフレットの配布等による。
- (3)応募要領及び申請様式は、財団ホームページに掲載する。
2.募集の内容について
各課題に沿った内容で募集を行う。
調査・研究助成
(1)調査・研究課題
次の5分野を踏まえた課題を応募する
- 一般用医薬品または要指導医薬品の適正使用、表示方法、またはその他の情報提供
- 一般用医薬品または要指導医薬品の開発、試験
- 一般用医薬品または要指導医薬品に関する国民のニーズ、意識の動向、またはその他社会経済的評価
- セルフメディケーション*普及活動に携わる人材の育成
- セルフメディケーション*を取り巻く教育、制度(セルフメディケーション税制度を含む)、または環境
*予防・診断含む
(2)助成金額及び助成課題件数
- 助成金総額は1400万円とし、助成課題件数は10件程度とする。ただし助成課題1件につき助成金額は200万円を限度とする。なお、応募課題の内容、状況により助成金額、助成課題件数は弾力的に対応する。
(3)助成期間
- 助成期間は4月1日から翌年3月31日とする。但し、助成課題の内容及び進捗状況により、その期間を複数年度延長することがある。その場合においても、単年度ごとに応募書類の提出を必要とし、単年度の成果及び次年度の研究計画を総合的に審査し決定する。
(4)対象者
- 助成対象者は一般用医薬品、要指導医薬品、またはセルフメディケーションに携わるまたはそれを志向する大学、研究機関もしくは団体に所属する者とする。
啓発事業等助成
(1)啓発事業等課題
- 一般用医薬品または要指導医薬品によるセルフメディケーションまたは健康に関わる有益な健康増進等をテーマとした研究会、講演会、またはシンポジウムの開催及び啓発教材の開発
(2)助成金額及び助成課題件数
- 助成金総額は300万円を限度とし、助成課題件数は5件程度とする。ただし助成課題件数1件につき助成金額は200万円を限度とする。なお、応募内容、状況により助成金額、助成課題件数は弾力的に対応する。
(3)助成時期
- 4月1日から翌年3月31日とする。
(4)対象者
- 啓発事業等を志向する個人またはグループ。
II.令和3年度助成事業の採択等
- 財団の選考委員会における審査に基づき、令和3年6月中に採否を決定し、本人に速やかに通知する。
- 調査・研究助成の場合は、8月と11月以降に分割し、必要時に合わせて助成金額を交付する。
- 啓発事業等助成の場合は、実施時期に合わせて助成金額を8月以降に交付する。
- なお、調査・研究、啓発事業等の結果報告は令和4年4月30日(土)までに必ず財団へ提出する。
Ⅲ.令和3年度助成者およびその課題発表と令和2年度助成者成果発表会の開催
- 令和3年10月8日(金)に開催する。
IV.ホームページにおける発表等
- 令和3年度の助成者氏名とその課題を発表する。
- 令和2年度の成果を掲載する。
V.令和2年度成果報告書の発刊。
- 令和2年度における調査・研究及び啓発事業等課題の成果について報告書にまとめ発刊する。
VI.論文掲載支援
- 調査・研究助成及び啓発事業等助成の成果報告が論文掲載に採択された場合には、翻訳、投稿、掲載にかかわる費用を財団が負担支援をするので事前に連絡すること。なお、負担費用は実費相当分とし10万円を上限とする。また、論文投稿期間は調査研究報告書届出後1年以内とする。
資料等
- 令和3年度 収支予算書(138 KB)